中学時代の同級生

故郷の中学時代の同級生同士が結婚したという話が私にも届き、なんとその二人が私のいる国へ新婚旅行に来たいらしく私に連絡を取りたいと言っているらしい。その二人とは長年連絡をとっていなかったので共通の友人を通じて連絡が来ました。「日本に帰ってきた時に一度一緒にご飯を食べよう。新婚旅行の相談をしたい。」というものでした。

日本へ帰国する日程が定まり、二人へ連絡して食事をしに行きました。二人が住んでいるのは関西のある大都市でした。二人とはそれこそ20年以上ぶりになる再会です。中学時代でもそんなに仲の良い方ではなかったですが、共通の友人も多かったのでいろいろな話で盛り上がりました。

二人は両方ともバツイチで、二人ともすでに子供がいました。現在は奥さん側の子供を引き取って3人で住んでいるとのことでした。

二人共1度目の結婚で失敗しているのに、2度めの結婚を決意したことに興味を持ち色々と聞いてみました。彼らがいうには、もう子供もいるし子育てというような期間も終わったし（一緒にいる奥さん側の子供は高校生）、再婚に関しては全く興味がなかったが、一緒にいて楽しいのでお互いをこの先の生涯の伴侶に選んだ。籍を入れた理由は、扶養や税金などの経済的な理由があるからで、それがなければ多分籍を入れないまま一緒にいたんじゃないか、とのことでした。実際彼らは籍を入れるまでも4年間ほど一緒に暮らしてきたそうです。

週末の夜ということもあって3人での食事は時間を忘れるほど盛り上がり、中学時代にはほとんどしゃべったこともない奥さんとのあれやこれや昔話で盛り上がって、なんだか昔からずっと仲が良かった3人組、のような感覚を覚えました。

そしてこの二人から出会いを授かります。