あきとの結婚話

すみません、あきとの遠距離恋愛~やっと二人で結婚の話をするまで長々と続きましたが、結論としてはあきとは結婚出来ませんでした。思い出して書いているうちに長々となってしまいました。もう少しであきとの話はおしまいにします。

あきとの物語としては色々とあったのですが、婚活に役に立つだろうと思われる部分のみ抜粋して書きたいと思います。その他の色々とあった物語に関しては、また機会があれば詳しく書きたいと思います。あきとの付き合った期間は私にとってかけがえの無いものでしたから。

あの日あきとこれからゆっくり結婚の話を進めていくと約束してから、二人で色々と話し合いをしました。生活スタイル、経済的なこと、子供について、など、たまにドキッとするような突っ込んだ話もありつつも全体的には楽しく話し合いは進みました。

あきは退職は寿退職であることにこだわっていました。男の私からするとよくわからないこだわりでしたが、結婚式をする前に仕事を辞めたくない、まだ仕事をしてるときに結婚式をして職場の上司や同僚を呼びたい、というのがあきの希望でした。だから、結婚式も引っ越しも仕事を見ながらスケジュールを立てたい、と。私には反対する理由はなかったので全て受け入れました。

二人が結婚することは決まりましたが、いつ結婚式や入籍をするかというスケジュールは決まらないまますぐに1年ほどがたちました。そのときにはすでにお互いのご両親へのご挨拶も終えており、私はあきがスケジュールを決定するのを待っているだけでした。

あきがいつものように私のところへ遊びに来て、私が運転している車の中で、助手席からふいに「仕事を辞めたい」と言いました。あきはいつも仕事が楽しいと明るく話すので、仕事で普段は起こらないような辛いことがあったのだと思い、「どうした?あきらしくないな」と言ってどんな辛いことがあったのかと聞き出そうとしたのですが、あきは泣き始めてしまい、その日は夜までずっと気まずいままでした。

今思い返せば、あきとしては私から「じゃあ結婚式をしよう」と言ってほしかったのだろうとわかります。しかしその時の私は「結婚式の予定は仕事のスケジュールを見て決めるから待って」と言われてあきからのスケジュールを待っている立場だったので、私からいついつに結婚式をしようと言う発想は全く出てきませんでした。

結局、このすれ違いが直接の原因(だと思います)で、この2ヶ月後にあきとは別れてしまいます。別れを切り出された時には、あきにはすでに新しい彼氏が出来ていたようでした。

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